長期優良住宅とは

長期優良住宅の認定を受けることで、補助金、住宅ローンの引き下げ、税の特例や地震保険料の割引等を受けることができます。

新築のみならず増築・改築でも認定を受けることができます。

※情報は2021年4月10日現在のものです。最新の情報は巻末の国土交通省 長期優良住宅のページリンクよりご確認ください。

長期優良住宅のメリット(新築)

地域型住宅グリーン化事業(長寿命型)

地域の中小工務店が整備する木造の長期優良住宅について、補助金を受けることができます。※1

補助対象経費の一割以内の額でかつ、住宅1戸当たり最大110万円~※2

※1 申込枠があります。申込枠が埋まった場合にはご利用いただけない場合がございますので、先にご確認ください。
※2021年6月2日現在

住宅ローンの金利引き下げ

フラット35S・・・<金利Aプランフラット35>借入金利を当初10年間、年0.25%引き下げ
フラット50・・・返済期間の上限が50年間。住宅売却の際に、購入者へ住宅ローンを引き継ぐことが可能

税の特例措置

<2021年12月31日までに入居した場合>

所得税(住宅ローン減税):限度額の引き下げ 控除対象限度額 4,000万円⇒5,000万円
所得税(投資型減税):標準的な性能強化費用相当額(上限:650万円)の10%を、その年の所得税額から控除

地震保険の割引

耐震等級割引き:割引率⇒耐震等級2:30% 耐震等級3:50%

面積建物割引き:割引率⇒50%

より詳しい内容、増改築のメリットについては認定制度概要パンフレット(新築版/増築・改築版) (一般社団法人住宅性能評価・表示協会Webページ)よりご確認ください。

認定基準について(新築)

「長期優良住宅」の認定を受けるためには、次のような認定基準を満たすことが必要です。

性能項目新築基準の内容
劣化対策数世代にわたり構造躯体が使用できること
耐震性極めてまれに発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること
省エネルギー性必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること
維持管理・更新の容易性構造躯体に比べて耐用年数が短い設備配管について、維持管理(点検・清掃・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること
居住環境良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること
住戸面積良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること
維持保全計画建築時から将来を見据えて、定期的な点検、補修等に関する計画が策定されていること

資料・情報

より詳しい内容、増改築のメリットについては以下よりご確認ください。

国土交通省 長期優良住宅のページ
認定制度概要パンフレット(新築版/増築・改築版) (一般社団法人住宅性能評価・表示協会Webページ)
「長持ち住宅がつくる未来」パンフレット(15MB)